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合成樹脂

今日、合成樹脂は日常的に幅広く利用され、現代生活に欠くことの出来ない素材となりました。
早川商事は素材としてプラスチックを扱い始めた頃より、化学メーカーや成形メーカーの皆様との橋渡しをしてきました。
長年の事業活動の過程で、お取り引きをいただいている仕入先メーカー、得意先メーカーからの厚い信頼のもと、業界内に強力なネットワークを築き、汎用樹脂からスーパーエンプラまで幅広く合成樹脂原料を販売させていただいております。

汎用樹脂

熱可塑性樹脂は、低い温度では長い分子の絡まり合いによって固体ですが加熱すると長い分子の運動が激しくなって溶け、冷やすと固体に戻る樹脂です。
その中で、一般の包装材料、雑貨、家庭用品など幅広い用途に使われております。
LDPE
低密度ポリエチレン
HDPE
高密度ポリエチレン
LLDPE直鎖状低密度ポリエチレン
PP
ポリプロピレン
EVAエチレン酢酸ビニル共重合樹脂
PS
ポリスチレン
ASAS樹脂
ABSABS樹脂
PVC
塩化ビニル樹脂
PMMAメタクリル樹脂

エンプラ

耐熱性、機械的強度、耐摩耗性にすぐれ機械部品、自動車部品、航空機部品、電子機器部品などに使われております。

エンプラ

PC
ポリカーボネート
POM
ポリアセタール
PBT
ポリブチレンテレフタレート
PET
ポリエチレンテレフタレート
PA
ポリアミド(ナイロン)
変性PPO
変性ポリフェニレンオキサイド
PPS
ポリフェニレンサルファイド
SPS
シンジオタクチックポリスチレン

スーパーエンプラ

PSU
ポリサルホン
PES
ポリエーテルサルホン
LCP
液晶ポリマー
PAI
ポリアミドイミド
PEI
ポリエーテルイミド
PEEK
ポリエーテルエーテルケトン
PTFE
フッ素樹脂
PMP
ポリメチルペンテン

エラストマー

熱可塑性エラストマーは、加熱すると溶融し、冷やすとゴムのような弾性のある固体となりこれを繰り返す事の出来るポリマーです。
一般的な熱可塑性樹脂とは、分子構造が違っていて分子が柔らかい部分(ソフトセグメント)と硬い部分(ハードセグメント)から出来ています。
TPO・TPV
オレフィン系エラストマー
SBS・SEBS
スチレン系エラストマー
TPEE
ポリエステル系エラストマー
TPU
ウレタンエラストマー

熱硬化性樹脂

熱硬化性樹脂は、加熱すると流れるようになることは熱可塑性樹脂と同じですが加熱を続けると、原料とは違った網状の化学構造となって、硬化して溶剤に溶けず加熱しても溶融しない固体になる樹脂です。
PF
フェノール樹脂
UF
ユリア樹脂
MF
メラミン樹脂
EP
エポキシ樹脂
UP
不飽和ポリエステル
PUR
ポリウレタン

生分解樹脂

自然界において、微生物が関与して低分子化合物に分解され、最終的には水や炭酸ガスなどに分解されるものです。
現在市場開拓が進んでいるものには
  • 微生物でポリマーを合成するもの
  • 澱粉や繊維素(セルロース)などの天然物を使用するもの
  • 化学合成で作るもの
この3種類があります。
PLA
植物由来系
PBS
石油系
PCL系コポリマー
石油系
PVA
石油系
PBAT
石油系

コンパウンド、着色

昨今、製品のハイスペック化に伴う新たな樹脂の開発や、環境に対する低負荷な材料への移行が徐々に進められるなど、ユーザー様からの新たなニーズが生まれてきております。
その中で早川商事は、化学品の専門商社としての機能を生かし、樹脂改質剤・添加剤等を扱う他の事業部門と連携し、材料開発にも取り組んでおります。
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